2015年12月22日火曜日

NetAppコマンドメモ(7-mode/基本操作)

7-modeがFAS2500シリーズ販売終了のタイミングで新規導入が不可能になるみたいですね。
正直CDOTが別物すぎてリプレイス考えると頭が痛いです。

販売終了したとしてもしばらくは動き続けると思うので
忘れてしまわないようにコマンドメモ

【シャットダウン】
NetApp > halt

※クラスタ構成の場合は「halt -f」でフェールオーバーせずに停止

【LORDERプロンプトからの起動】
LORDER > bye
LORDER > boot_ontap

どちらでも良いと思うが基本byeを使ってる気がする。
byeの場合はシステムをリセットして起動する。
Ontapのバージョンアップなんかを行った場合はシステムリセットが必要なのでbyeを実行する必要あり。

【システム構成情報の確認】
NetApp > sysconfig [-A|-c|-d|-h|-m|-r|-t|-V]

-A 全ての項目を表示
-c 各PCIスロットの構成をチェック
-d ディスクに関する情報を表示
-m テープ装置のjukeboxに関する情報を表示
-t テープ装置のDriveに関する情報を表示
-r RAIDに関する情報を表示
-V ボリュームに関する情報を表示

【容量の確認】
Aggregateの容量確認
NetApp > df -hA [aggregate名]
※[aggregate名]省略時は全てのAggregate情報表示

ボリュームの容量確認
NetApp > df -h [volume名]
※[volume名]省略時は全てのボリューム情報を表示

ボリュームのinode数確認
NetApp > df -i [volume名]
※[volume名]省略時は全てのボリューム情報を表示

inodeについて
ボリュームに登録できるファイル数
ボリュームサイズに比例して初期値が上昇するが、3000万程で頭打ちになる
(数TBくらいのボリュームで下限値が頭打ちになるみたい)

1ボリュームに格納するファイル数が多くなるシステムについては拡張が必要
【inode数の拡張】
NetApp > maxfiles [volume名] [inode数]

【inode数の上限を確認】
NetApp > maxfiles [volume名] -1
ありえない数値を入力する事で設定できるinode範囲を確認する事ができます。


【初期設定】
NetApp > setup
※setup後再起動することで設定が反映

IPやホスト名等をウィザード形式で設定



■Aggregate/Volume

【Aggregate作成】
NetApp > aggr create [aggregate名] ディスク本数

ディスクを指定して組みたい場合は
NetApp > aggr create [aggregate名] -d ディスクID

ディスクIDの確認は「sysconfig -d」

【Aggregateへのディスク追加】
NetApp > aggr add [aggregate名] ディスク本数

ディスクを指定して追加する場合は
NetApp > aggr add [aggregate名] -d ディスクID

【Aggregate削除】
Aggregateをオフラインに変更
NetApp > aggr offline [aggregate名]

Aggregateを削除
NetApp > aggr destroy [aggregate名]

Aggregateを構成していたディスクはスペアディスクとなるが、
ディスクを初期化するまで使用できない。

【ディスクの初期化】
NetApp > disk zero spares

ディスク容量が大きい程時間がかかるので夕方に実行して放置が無難

【Aggregateの情報確認】
Aggregateの状態を表示
NetApp > aggr status

Aggregateを構成するディスク情報の表示
NetApp > sysconfig -r



【ボリュームの作成】
NetApp > vol create [volume名] [aggregate名] ボリュームサイズ

【ボリュームのサイズ変更】
NetApp > vol size [volume名] [+/-][size][k/m/g/t]

例1:ボリュームを200G増やす
NetApp > vol size pikkoro +200g

例2:ボリュームを200Gにする
NetApp > vol size pikkoro 200g

【SnapShot領域の変更】
NetApp > snap reserve [volume名] [0 - 100]

デフォルトでは5%(Ontap7xの場合は20%)

【ボリュームの削除】
ボリュームをオフラインにする
NetApp > vol offline [volume名]

ボリュームを削除する
NetApp > vol destroy [volume名]

【ボリュームの状態表示】
ボリュームの状態表示
NetApp > vol status [volume名]

0 件のコメント:

コメントを投稿