格安スイッチのCiscoSmallBusinessですが大きな落とし穴がありますのでご注意ください。
このスイッチ、ARPテーブルを100程度しか持てません。
100~を超えるエントリは記憶できませんのでパケットを受け取る度にARP解決を行う模様です。
%ARP-E-ARPTBL: ARP Table Overflow, aggregated
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こんなエラーを吐きます。
200台程端末のある環境に入れると、ネットワークが超遅くなるわけです。
一応ある程度は拡張可能とのこと。
【変更方法】
1.各種管理 >TCAM割り当て設定
2.デフォルトは「128」 → 「256」等に変更(上限「456」)
3.適用
※適用を押すと問答無用で再起動がかかりますので注意!
TCAMの登録は456までで、ARPテーブル以外にもQoSやACL等でも消費されるという事で
最大まで設定することはお勧めできないとか。
これでもOverFlowエラーが出る場合は、以下の処置をとの事
・配下の機器を100台以下にする
・SG300を増やして負荷分散する
・Catalystに替える
…名前の通り端末数100台以下のスモールオフィスに導入しましょう。
仕様にMACテーブル最大16,384個とか、VLAN4096個同時サポートとか書いてあるけど使えねぇじゃないですか…
以前は地味にACLが物理IFにしか当てれなかったのですが、バージョンアップによりVLANにも当てれるようになったみたいですね。